北アルプス常念小屋 小屋番日記: やっと顔を出した夏道、一の沢登山道整備。

2012年6月7日木曜日

やっと顔を出した夏道、一の沢登山道整備。

こんにちは、常念小屋番のきょうのすけです。今日はもう、くたくたです。と言うのも、朝から一の沢登山道の夏道を、しっかり整備してきたからです。と言うわけで、本日から一の沢登山道は、沢の雪渓をひたすら登る冬道から、胸突八丁の梯子を登って行く夏道ルートになります。


サクサクサクサク、登山道に残る残雪や土砂で崩れた箇所を、シャベルで整備して行きます。


ここは、落石崩落箇所。一人が崖上から落石がないか監視している中、素早く土砂を取り除きます。緊張感を持って作業して行きます。



さてさて、お昼ご飯です。常念デリバリーほか弁を、さえが超特急で持って来てくれました。「おい、多いからお前が一箱食え!」と松村さん。


有り難い名前入り弁当(○宮のロゴ・マーク入り)。


整備最終地点、胸突八丁の始まりはここから。標識が雪に埋もれていたので、なんとか掘り起こしました。崖側のロープも張り直しましたが、落石や崩落、凍結箇所などには、くれぐれも気をつけてお越し下さい(胸突八丁入り口には、目印の竿が立ててあります)。


今日も肥えている、はとのさえ…。