北アルプス常念小屋 小屋番日記: 2017

2017年10月28日土曜日

平成30年度 常念小屋スタッフ募集

こんにちは、常念小屋です。

平成30年度 常念小屋スタッフの募集要項をお知らせいたします。

募集人数 男女計3名
期間 4月21日~11月5日頃まで (11月10日まで在籍)
年齢 40歳位までの健康な方
給与 初年度 月額 250,000円から (年齢、業務内容により考慮)
休日 期間中で計48日 (繁忙期の7-8月は休みが取りにくいので、他月に取得)
保険 健康保険、厚生年金、雇用保険、傷害保険加入
業務内容 接客、厨房、清掃、他 (体力のある方、歓迎)

定員になり次第、締め切りとさせて頂きます。
詳細等、お問い合わせは、電話 090-3144-7084 支配人 山﨑直人まで。

履歴書の送付先

〒390-0877
長野県松本市沢村1-11-18
(有) 日本アルプス 常念小屋
電話 0263-37-5088


ご応募、お待ちしています!

2017年8月16日水曜日

常念小屋公式フェイスブック・ページの開設。

こんにちは、常念小屋スタッフ、宮田です。

山の日三連休を越えて、連日たくさんのお客様に来ていただいております。本日は、常念小屋の公式フェイスブック・ページを開設しましたので、お知らせいたします。

小屋番が撮った写真や文章で、日々の小屋の様子を伝えて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

常念小屋 Facebook
http://www.facebook.com/jonen2857/



ここひと月ほど、夏山らしい不安定な天候が続いています。午前中は、気温の上昇とともにガスが稜線に上がり、乗越周辺はホワイトアウト、午後夕方頃より夕立、という大体の一日のパターンがありますので、天候の急変には十分注意して、無理のない山行を計画するようにしましょう。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。


台風5号一過の常念乗越の朝焼けと雲海。

2017年7月23日日曜日

夏山シーズンが、今年もやって来ました。

こんにちは、常念小屋です。

今年も、常念岳へのメインルートである一ノ沢登山道の4箇所に橋を架け、地元の安曇野、松本の中学生登山もスタートしました。お陰さまで、天気の良い日はたくさんのお客様にお越しいただき、連日賑わいをみせています。

先日は、常念岳学校登山の発祥地、旧堀金村の堀金中学校をはじめ、同じく安曇野市の明科中学校、豊科北中学校の第2学年の皆さんに登りに来て頂きました。雨や風に打たれたり、虫に噛まれたり、必ずしも楽しいだけの登山ではなかったかもしれませんが、大きくなったらまた是非、登りに来て頂きたいものです。

夏山シーズン到来で、これからますます多くのお客様にご利用頂くこととなりますが、天候の急変、暴風や落雷、雨による低体温症等の夏山リスクを十分理解して頂いた上で、安全で楽しい登山を心がけて頂きたく思います。



学校登山、下山前の朝礼風景。


今年の常念乗越のコマクサ。

2017年7月11日火曜日

常念小屋「親方」、山田恒男逝去のご報告。

去る6月26日、長年常念小屋の「親方」として親しまれて参りました、常念小屋会長、山田恒男が逝去いたしました。常念小屋の創設者、山田利一から受け継いだ常念小屋と、北アルプスをはじめとする日本の登山文化の発展に尽力された「親方」。近年は、晩夏開催の「常念音楽祭」において、安曇節やほら貝の演奏等を披露し、小屋を訪れた登山客の皆様方を楽しませて参りました。皆様の生前のご厚情に感謝しますともに、ここに謹んでご報告を申し上げます。

「親方自身の筆による、知られざる?常念小屋の歴史」

1919年 (大正8年)
北アルプス尾根最初の山小屋常念坊・乗越小屋、7月27日開業
1932年 山田恒男出生 8歳で初登山
1951年 恒男高卒小屋番に
1956年 父利一死去
1957年 一ノ俣の谷丸太製材 山小屋改築(材は肩で運ぶ)
1962年 山小屋最初の自家発電開始 水は一ノ俣からポンプアップ
1964年 ヘリコプターによる輸送開始(徳澤の河原から)
東京オリンピック(山小屋最初のテレビ観戦)
1965年 電話開局
1969年 家族登山 父・母・健一郎(6歳)・康司(4歳)・貴子(2歳)
1973年 横通岳ケーブル計画
※日本アルプスを守る会会長・信州大学学長加藤先生を中心に
1500人が集まり反対運動を行い、ケーブル計画を断念させた。(初めての市民運動) 1975年 NHKテレビ水色の時(モデルは写真家田淵先生ほか)
1985年 信州大学診療所開設(加藤学長の看板)
1992年 (9月) 皇太子殿下登山宿泊(結婚の前年)
1996年~ 小屋の改修や設備の充実が進む
2000年 全国山岳国立公園で最初のトイレ処理浄化槽等設置(3000万円以上)




常念音楽祭での、在りし日の親方。

2017年6月20日火曜日

一の沢登山道の最新状況です(2017年6月20日現在)。

こんにちは、常念小屋です。

一の沢登山道の最新状況をお伝えいたします
(2017年6月20日現在)。

笠原沢上部より、胸突き八丁の始点階段までは、雪渓を登る形になりますが、アイゼン、ピッケルは必要ありません。なお、胸突き八丁より常念乗越にかけては、夏道が開通しておりますので、そちらをご利用ください。

笠原沢より最終水場までの沢沿いの渡渉点は、いまだスノーブリッジが架かっているため、丸太の橋は架けてありません。スノーブリッジは、今後気温の上昇とともに不安定になり、崩落も考えられますので、足元に十分注意して渡渉してください。



今後、登山道上部の雪渓は融雪が進んで来ますので、ルートファインディングにおいては、マーキングやピンク・リボン、竹竿等の目標点を見定めながら、登るようにしてください。


皆さまのお越しを、心よりお待ち申し上げております。







2017年5月15日月曜日

本年も、営業を開始いたしております。

こんにちは、常念小屋です。

本年も例年通り、4月末より営業を開始いたしております。

常念小屋の公式ホームページですが、現在不具合があり、閲覧ができない状態となっております。皆様には大変ご不便をおかけし申し訳ありません。

ご予約は、問題なく小屋直通電話にて承っておりますので、よろしくお願いいたします。

常念小屋 小屋直通電話

(夜間は、19:30まで受付。
メールでのやり取りは受け付けておりません。)
090-1430-3328

なお、5-6月までと、10月連休以降の2名様以内のご予約は不要です。ご連絡なしでお越しください。4月-11月3日までの全営業期間に渡り、1名様のご予約も不要です。(なお、お弁当につきましては、旅行会社、山岳会等の団体様のみに用意いたしております。同様のもの、パン、チーズ、カロリーメイト、イオンウォーターは、売店にて、各個販売しております。必要に応じてお買い求めください。)

外界は暑くなってきておりますが、常念岳はまだまだ残雪期の登山となります。必要に応じて、アイゼン、ピッケル、ストック等の装備をお持ちください。一ノ沢登山道は、胸突き八丁より上部は、冬道(雪渓を直登するルート)となりますので、ピンクの竹竿でルートを確認しながらお登りください。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


常念乗越より、5/14の常念岳(2,857m)。



一ノ沢登山道上部は、雪渓上を登るかたちとなります(5/15、現在)。


珍しいことに、なんとライチョウのつがいが小屋にやって来ました(5/10)。


2017年4月13日木曜日

平成29年度アルバイト募集

平成29年度のアルバイトを募集します

   人数 女性若干名 

    期間 7月~9月頃まで
   40歳位までの方(料理が出来ればうれしい)
    この期間に間違いなく協力出来る方
   詳細は問い合せ下さい。

    問い合わせ申し込み
    ☎ 090-3144-7084
    〒 399-0038
   松本市小屋南1-12-3
     山崎 直人


   (有)日本アルプス常念小屋
    〒 390-0877
    松本市沢村1-11-18

   


2017年3月4日土曜日

常念小屋スタッフ募集締め切り

お蔭様でスタッフの補充が出来ましたので募集を締め切らせて頂きます、ご協力を感謝します。
機会があれば常念小屋からの景色を見に来てください、ありがとうございました。